変形性膝関節症・膝靭帯損傷 改善例①

こんにちは。院長の堀です。

今回は、変形性膝関節症と靭帯損傷に悩む女性が当院で施術することで改善した症例をご紹介いたします。

お客様情報

【 ご本人様 】 【 施術感想文 】
お客様写真

・匿名希望

・主婦

・当時50代

アンケート用紙

お悩みの内容

一番の悩みは膝の痛み。正座や屈伸などの膝を曲げる動作全般的に痛みが原因で出来なくなったそうです。

 

当院に来院される前には病院さんで見てもらい変形性膝関節症と、それに伴う膝靭帯損傷と言われる。

 

湿布や痛み止めの効果も薄く、月に一度のヒアルロン酸注射を行いましたが膝の痛みは改善せず。

 

ついでに肩首こりも強く、頭痛が頻繁に起きていました。鎮痛剤を常備していなければ不安だったそうです。

 

そんな経緯を追って私たちの元へ来院されました。

堀院長の見解

なぜ注射が効かなかったのか?

この方の場合、変形性膝関節症と病院さんでは言われましたが見た目情報での膝の変形はそこまで強いモノではありませんでした。

 

変形性膝関節症特有の水が溜まるような状態や、膝の可動域が極端に減るということもありません。

 

ご自身での膝を動かす動作に痛みを感じていましたが、私が検査で膝を動かす場合には痛みなく可動できていました。

 

それに逆説的に考えると本当に痛みを感じている患部に原因があるのなら注射や湿布で効果を感じられるはず。

 

変形性膝関節症の症状で上げられる屈伸や正座が出来ないという特徴はありますが、私の経験上では、この方のような膝の痛みは膝関節自体には大きな問題はないと考えて施術を進めていきました

痛みの原因は何だったのか?

膝関節に原因がないのに、患部を強く刺激する施術や処置を行えば、改善するどころか悪化する可能性が高いです。

 

膝以外に着目する必要があります。

 

今回、膝の痛みで悩まれた方の原因は

  • 内臓疲労
  • リンパ循環の悪さ

この2つにありました。

内臓は人の生命維持活動に必要な器官。

 

その内臓が飲食や生活習慣などで疲弊すると、全身の血流やリンパが悪化します。

 

特に、この方は内臓疲労により下肢に向かっての血流やリンパの流れが悪くなり痛みを引き起こしていました。

施術経過

来院当初は強い痛みを持っていたので週に1回の施術を提案しました。

 

● 初回施術時:膝の痛みが緩和する。それよりも自身で動かしてもらう膝の屈曲が大きく改善する。

 

● 1ヵ月経過:膝の痛みを感じることはなく、生活に支障はありませんでした。膝の不安感だけが残ります。

 

● 2か月後:膝の不安感もなくなり、正座や屈伸も問題なくご趣味のフラダンスや体操教室も再開されました。

 

肩首こりも内臓疲労を改善していく過程で頭痛の頻度が格段に減り、薬の回数もへりました。

まとめ

ちゃんと病院さんで検査を行い処置を受けることを悪いとは言いません。

 

寧ろ、今回の方はご自身で原因特定に励み、一般的な処置も十分に試みている状態だったので私たちの院でも消去法で原因特定がスムーズに行えました。

 

痛みを感じている患部に必ず原因がある訳でもありません。

 

あなたが今、病院さんや接骨院などで痛みを感じる患部にだけマッサージや注射などの処置をされて「改善しない」とお困りなら、痛みを感じる部分以外に原因がある筈です。

MIYAI整体院 和歌山店